2009年 03月 13日

忘れられた展望台?坊ヶ峰

夕方の甲府盆地の渋滞を避けて金川曽根広域農道を走る。信号待ちでマップルに視線を落とすと、坊ヶ峰という展望マークが目に入った。あれ?こんな所に展望所なんて有ったっけ?何気なく訪ねてみることにした。
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誰も居ない果樹林を彷徨うこと数分。林立する電波塔が現れた。一基だけライトアップされ、怪しく光っている。
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終点は車が数台停められる砂利の広場になっていた。電波塔の横に歩道を発見。先に進んでみると・・・。
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展望台があった!まさかこんな場所に、ちゃんとした鉄筋コンクリート造りの展望台があるとは!夕暮れ時ということもあり、おどろおどろしいというか、ちょっと危ういというか、崩れそうにも見えて一瞬躊躇うが、よく見れば手摺りに塗られたペンキは新しく、一応最小限の維持管理はなされているらしい。
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上に上がってみた。甲府盆地全域を一望。
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甲府盆地を取り巻く山並みも一望出来る。甲府盆地の南端に位置するので昼間は順光になりやすいのが良いと思う。
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説明板はボロボロだった。なにより、実はここに来るまで「坊ヶ峰」の道路標識を一つも見なかったのだ。(帰りも探してみたが、道案内の看板は見あたらなかった)。これだけ手間を掛けて造った展望台がありながら、案内標識も無しとは不思議すぎる。夜間人が集まって騒ぐとかで外されちゃっているのだろうか?周囲に民家は無いのだが。なんか可哀想というか不遇な展望台である。
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甲府駅方面を望む。その向こうには八ヶ岳。フォッサマグナが続いている。夜景も綺麗そうだ。だがしかし、
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自分が注目したいのは、何と言っても山並み。特に北岳3193メートルを始めとする南アルプスの展望である。というのは、南アルプスの中枢部というのは、中に入らないと良く見えないからである。

関東地方にお住まいの方は、中央高速を走って甲府盆地に入ったあたり(20号を走って来てでもいいが)、南アルプスの山並みがババーンと視界に飛び込んできて感激した事があると思う。

ただ勝沼の辺りだと、遠距離なのと市街地越しゆえに霞みがち。もっと近づいたら良く見えるかな?と思いきや、西に進んでいくと却って見えなくなり、ガッカリした方も多いと思う。

実は、北岳、間ノ岳といった三千メートル級の南アの中枢部の一つ手前に二千メートルクラスの山脈があって、その一番低い部分である夜叉神峠(ハイキングミニレポ)でさえ標高が1770メートルもあるのだ。そのおかげで、南アルプスに近づけば近づくほど、南アの中枢部分は見えなくなってしまうのだ。外から見えるのは甲斐駒ヶ岳のみ。

それが、ここ坊ヶ峰からだと良く見える傾向。この日は夕暮れで細部まで確認出来なかった。晴れて視界の良い時に、また是非再訪して南アを観察してみたいと思う。

☆☆☆
さて、場所ですが、甲府盆地の南の裾野を走る金川曽根広域農道を走り、電波塔群が林立する小高い丘が見えたら、そこに向かって行けばOK。近くには境川支所や境川小学校?があります。

一回ぐらい間違えるかもしれませんが、かなり遠方からでも(ていうか甲府盆地全域から?)目標物である電波塔がハッキリ見えるので大丈夫でしょう。自分も一本道を間違えましたが、却って遠ざかってしまったのでUターン、正しい道を見つける事ができました。

中央高速境川PAのすぐ南側ですが、道筋としては一旦広域農道側に回り込んで南側からアプローチする必要があります。

なんかエキサイトブログに地図機能が標準で付いたので使ってみました。(地図表示入れると表示が遅くなる弊害はあると思いますが)

さてさて、わざわざ甲府盆地南側を通ったもう一つの理由は、新山梨環状道路の現状を視察するためです。
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まだ側道が解放されているだけで、いきなり渋滞していました。使えない・・・。(渋滞の原因は交通量過多ではなく、交差道路との信号制御がダメな為と思われます)
なお、この3日後位に供用開始されています。甲府南ICとは直接繋がってなく、入口が少し分かり難いです。
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by vtrmorita | 2009-03-13 15:25


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