モーティブ通信

vtrmorita.exblog.jp
ブログトップ
2009年 05月 14日

白州中山 忘れ去られた展望台

川崎から蓼科への帰り道、一寸寄り道したところ、またまた展望台を見つけてしまいました。前回の坊ヶ峰展望台は広く知られていないだけで、ちゃんと維持管理がなされている現役の展望台でしたが、今回のは本当に忘れ去られているっぽい・・・ような・・・。
d0059441_13282359.jpg
北杜市白州、甲州街道から少し外れて舗装林道を10分ほど登り、中山峠にやってきました。峠からは、あまり視界が開けませんねー。
d0059441_12404385.jpg
「中山展望台」の標識がありました。所要時間が書いてないのが少し気になりますが・・・、どうしましょう?
d0059441_12433232.jpg
行ってみることにしました。新緑眩しい草をかき分けて、森の中へ入っていきます。
d0059441_12445296.jpg
丸太の階段は、既に朽ち果てていました。階段が在ったところが均されて坂道になってるので、かなりの急傾斜、油断するとズルズル滑り落ちてしまいます。上りはいいけど、下りは大変そう・・・。
その後も急登坂が延々と続きます。もう30分程歩いたでしょうか、息も絶え絶えです。次のピークに何も無かったら引き返そう・・・
そう思った直後、急に目の前に・・・
d0059441_12482857.jpg
鉄骨の錆びた、大きな展望台が出現しました。何コレ、聞いてないよ・・・。
d0059441_12521276.jpg
錆びついた階段を登っていきます。表面はかなり錆びていますが、踏み抜くほどではありません。
d0059441_12542211.jpg
最上階からはドーンと南アルプスの展望が広がりました。
d0059441_12552643.jpg
甲斐駒ヶ岳のアップです。(85mm相当)
d0059441_1258245.jpg
反対側には八ヶ岳。でも、木々が生長中で、視界が遮られつつあります。来年には見えなくなってしまいそう。展望台建設当時は裾野までバッチリ見えたのでしょうが・・・。南アルプス側の展望も木々の生長で微妙な状態になりつつあります。
d0059441_1304688.jpg
せっかくの立派な展望台ですが、錆が酷いです。まだあと十年位は大丈夫でしょうが、いずれ朽ち果ててしまうでしょう。
これが十年前だったら軽くケレンして塗装するだけで済んだでしょう。定期的に塗装をしていれば、ほぼ恒久的に耐久してくれたハズです。塗装だけなら大してお金もかからないはず。しかし、これだけ錆びてしまった後では、再塗装するのは大変困難でお金がかかります。てか税金の無駄遣い。既に手遅れでしょう。
d0059441_13111497.jpg
由来を示すプレートがありました。昭和62年度1987、新農業構造改善事業?
おそらく、事業がしたかっただけなのでしょう。その後二十年以上メンテナンス無しでしょうか?うーん、勿体ないです。

但し、塔の下には避難小屋が仕込まれているのですが、中はきれいでした。恐らく地元の方が定期的に清掃されているのでしょう。ちなみに、後で調べてみましたが北杜市や観光協会のサイトにこの中山展望台の記事は見つけられませんでした。恐らく、忘れ去られているのでしょう。

さて、この塔、どうなってしまうのでしょうか?また、10年後位に訪れてみようと思っています。
d0059441_20373350.jpg

個人的には特にお勧めのスポットではありませんが(坂が急すぎて疲れるので)、甲斐駒ヶ岳を眺める絶好地であることは確かです。登山が好きな方は訪れてみてはいかがでしょうか。

ヤフー地図 中山

d0059441_13203785.jpg
急傾斜をズルズル滑りながら下山し、中山峠から下っていきます。途中、南アルプスの鳳凰三山が良く見えます。
d0059441_13241275.jpg
展望だけなら、作りかけの白州の広域農道から十分たのしめます。
d0059441_13224485.jpg
ちょっと走ると工事中になってしまいました。完成したらLTCでも取り上げたいと思っています。完成までは相当の年月かかりそうですが・・・。やっぱり十年後位かな?
[PR]

by vtrmorita | 2009-05-14 13:26


<< 朝倉山城跡から望む八ヶ岳 新緑...      北アルプス展望台巡り その7 ... >>